辻整形外科クリニック(金沢市横川)|整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科
転倒による骨折や急な外傷に迅速に対応。金沢市の辻整形外科クリニックはCT完備で、レントゲンでは見逃されやすい「隠れた骨折」も正確に診断。適切な処置と早期リハビリで日常生活への復帰を支えます。

骨折・外傷の診断と治療

転倒による骨折や急な外傷には、迅速で正確な判断が欠かせません。金沢市横川の辻整形外科クリニックはCTを完備しており、骨の状態をしっかり確認したうえで、適切な処置とリハビリを行います。


大腿骨近位部骨折(大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折)|転倒後に足の付け根が痛くて歩けない

どんな病気ですか?
太ももの付け根(大腿骨の股関節に近い部分)が骨折した状態です。骨粗鬆症のある高齢者が転倒した際に起きやすく、多くの場合手術を要します。


こんな症状はありませんか?
・転倒後、足の付け根が痛くて立てない・歩けない
・足が外側に向いたまま動かせない


当院の治療方針

手術が必要なケースがほとんどのため、速やかに専門病院へご紹介します。術後は骨粗鬆症の治療を並行して行うことが再骨折予防に極めて重要です。当院でも術後の骨粗鬆症管理・リハビリフォローを担います。


診断のポイント

転倒後に足の付け根が痛くて歩けない場合は骨折の可能性があります。歩行不能な場合は遠慮なく救急車を呼びましょう。


橈骨遠位端骨折|転んで手をついた・手首の腫れと痛み

どんな病気ですか?
転倒して手をついた際に手首の少し上(橈骨の末端)が折れる骨折です。骨粗鬆症のある方に多く見られます。


こんな症状はありませんか?
・転倒して手をついた後、手首が腫れて痛む
・手首が変形している、または動かすと強く痛む


当院の治療方針

変形が小さい場合は装具固定を4〜6週間行います。変形が大きい場合や不安定な骨折は手術が必要となるため専門病院へご紹介します。固定後のリハビリが非常に重要です。



診断のポイント

転倒して手をついたというパターンが多いです。変形が小さい場合は装具固定で対応します。

良くなるまでの見通し

3か月程度で骨がくっつくことが多いです。動きが悪い場合は5か月程度リハビリが必要になる場合もあります。

早く治すための過ごし方

固定が外れた後のリハビリが手首の動きを取り戻すうえで非常に重要です。痛みが引いてきたら早めにリハビリを始めましょう。


脆弱性椎体骨折・椎体圧迫骨折|尻もち後の強い腰痛・いつのまにか骨折

どんな病気ですか?
骨粗鬆症などで骨が弱くなった状態で、尻もちや軽い転倒などわずかな外力で背骨(椎体)がつぶれるように骨折する状態です。


こんな症状はありませんか?
・尻もちをついた後から腰や背中が強く痛むようになった
・安静にしていても腰が痛く、寝返りが大変


当院の治療方針

CT検査で骨折の程度を確認します。コルセット固定と安静が基本です。骨粗鬆症の治療を並行して行い、次の骨折を防ぐことが重要です。テリパラチド(テリボン)注射は骨をくっつける効果と腰痛を和らげる効果もあり、偽関節になりそうな症例や痛みが強い症例に特に有用です。



診断のポイント

尻もちをついた後に腰が痛くなるパターンが多いです。

良くなるまでの見通し

3〜4か月程度で回復することが多いです。

早く治すための過ごし方

3か月程度を目安にコルセットをしっかり着用しましょう。外していると骨がくっつかない(偽関節)リスクが高まります。


脆弱性椎体骨折の詳細はこちら(リンク)


足関節捻挫|足首をひねった・外くるぶしの腫れと痛み

どんな病気ですか?
足首を内側にひねることで、外くるぶし周辺の靭帯(前距腓靭帯・踵腓靭帯)が損傷する外傷です。スポーツ中や段差での転倒時に多く起こります。


こんな症状はありませんか?
・足首をひねった後、外くるぶしの周辺が腫れて痛む
・体重をかけると痛くて歩きにくい


当院の治療方針

超音波検査で靭帯の損傷程度を確認します。損傷の程度に応じて装具固定・リハビリを組み合わせ、早期回復を目指します。


診断のポイント

足を内側にひねったときに起きることが多く、外くるぶしの斜め前や下を押すと痛みが出ます。

良くなるまでの見通し

軽症で3週間程度、重症で6週間程度が目安です。

早く治すための過ごし方

装具をしっかり着用し、足をねじる動作は控えましょう。


その他の骨折(鎖骨・上腕骨・膝蓋骨など)|打撲・骨折の診断と処置

当院の治療方針

骨折の種類・部位・ズレの程度によって、保存治療(固定)か手術かを判断します。当院ではCTにて微細な骨折や関節内の骨折も診断可能です。手術が必要な場合は連携病院をご紹介し、術後の管理は当院で対応します。


診断のポイント

打撲だと思っていても骨折が隠れていることがあります。受傷した部位を押して強く痛む場合は骨折の可能性があるため、なるべく早めに整形外科を受診しましょう。捻挫がなかなか治らない場合も靭帯損傷を疑います。


・鎖骨骨折

:多くの場合保存療法が可能ですが、若年者で粉砕が大きく骨折部同士の接触がない場合は骨がくっつかなくなる危険性が高まるため、手術が検討されます。

・上腕骨骨折

:多くの場合保存療法が可能ですが、大結節の転位が著明な場合や粉砕が強い場合(4part骨折)は機能障害をきたす可能性があるため、手術が検討されます。

・膝蓋骨骨折

:ひび程度であれば装具(ニーブレス固定)を4週間着用することで治療可能ですが、横骨折で転位が大きい場合は手術が検討されます。



よくあるご質問

Q1. 転んで手首が腫れています。「ただの打撲」か「骨折」か分かりますか?

外見では判断できません。当院はCTを完備しており、レントゲンでは見逃されやすい「隠れた骨折」も正確に診断し、迅速な処置を行います。

Q2. 骨折した後、リハビリはいつから始めればいいですか?

「骨がくっついてから」では遅すぎます。固定中から動かせる範囲で動かし始め、関節が固まるのを防ぐのが、早く仕事や家事に復帰するコツです。


この記事の監修:辻 大祐
辻整形外科クリニック院長(石川県金沢市)
日本整形外科学会 専門医 
日本骨粗鬆症学会 認定医 
日本リハビリテーション医学会 認定臨床医