当院では1994年開業後より、膝関節・股関節の人工関節手術(TKA・THA)を中心に診療を行って参りました。現在は、投薬、注射、リハビリテーションなどの保存療法を中心に治療しております。
漢方治療、リウマチ治療も積極的に行っています。
6名のリハビリスタッフが在籍しており、患者さんそれぞれの状態に合わせて、丁寧なリハビリ治療を行っています。牽引、低周波治療、温熱療法などの機器を有しており、手術後のリハビリや外来リハビリ通院加療に対応しています。
積極的に骨密度を測定し、骨折予防のため骨粗鬆症治療に取り組んでいます。当院では、定量的CT測定法により、腰椎の3次元的な骨量を測定を行っています。椎体変性、腹部大動脈石灰化などがあっても正しく評価が可能です。骨粗鬆症学会認定医による骨折リスクの評価、生活指導を受けることができます。
漢方は生薬から成る多形成分の集合体であり、人間が本来持っている自然治癒力を高めて、体の状態を整えていく治療です。本当に効果があるの?効くまでに時間がかかるのでは?と思っておられる方もおられるかもしれませんが、近年では薬理学的機序が解明されたり、エビデンスが蓄積している薬剤もあり、また、薬剤の種類によっては1週間以内など即効性のあるものもあります。
整形外科と漢方は非常に相性が良く、一般的な西洋薬では治療がなかなか難しい、足が冷えて痛む、膝に水が溜まるといった病態に対してもアプローチが可能です。また、副作用で薬が飲めなかった、といったことが少ないことも特徴です。
当院では、院長診察時に漢方薬を積極的に取り入れた治療を保険適応で受けることができます。投薬に際しては、「サイエンス漢方処方」に基づいて治療を行っています。病態や症状の部位からクリアカットに処方薬を決定していくことが特徴です。
近年では医薬分業も進み、多くの医療機関が院外処方を採用しておりますが、ご高齢や怪我をされている方にとっては院外に出て薬局に薬を取りに行くのは大変です。
当院では、患者様にとって利便性が高く、費用負担の少ない院内処方を採用しています。