辻整形外科クリニックの院内設備を紹介しています。辻整形外科クリニックではレントゲン、CT、超音波があり、正確な診断を心がけています。リハビリ機器としては、マイクロウェーブ、S.S.P、マグトロン、ホットパック、低周波治療、スーパーライザー、インフラレッド、フローパック、頚椎牽引、腰椎牽引があります。

当院の設備

 

レントゲン

少ないX線量で高画質な診断画像を提供する富士フイルム社のデジタルフラットパネルを採用しています。
撮影した画像が直ちに転送され、診察室のモニターに表示できるようになり、診察時間短縮になりました。

 

CT

16列マルチスライスCTを導入しており、短時間で微細な骨折などの評価が可能です。

 

超音波

2024年秋に導入予定です。
レントゲン、CTではこれまで分からなかった神経、筋の観察が可能となります。
血流増加の評価して炎症部位を特定し、必要に応じてステロイド注射などを行います。

 

当院のリハビリ機器

 

マイクロウェーブ(極超短波)

温熱療法の一種で電磁波を照射し、皮下2-3cmの筋層まで到達させ、温めることで疼痛や筋緊張の改善といった効果が得られます。
適応:鎮痛、血流増加、皮膚や筋などの軟部組織の伸張性の改善
当院では肩や腰など様々な部位の慢性疼痛に対して使用しています。

 

S.S.P

Sliver Spike Pointと呼ばれる特殊な電極を用いた経皮的ツボ電気刺激です。
電気刺激による疼痛緩和物質の生成と血流改善による疼痛の除去効果があります。
適応:筋骨格系の様々な疼痛

 

マグトロン(磁器振動)

磁気コイルから発生する温熱と磁気、振動の相乗効果により体の深部まで温めることで疼痛を緩和します。
ペースメーカー使用の方は禁忌となります。
当院では主に腰痛に対して使用しています。

 

ホットパック

温熱作用により毛細血管を拡張させ血流を増加させます。それにより疼痛発現物質を軽減させます。
適応:慢性痛痛、変形性膝関節症
当院では主に膝関節に使用しています。

 

低周波治療

低周波治療は、肌に当てた電極から低い周波数のパルス電流を流して筋肉を刺激することで、筋肉の疲労回復や痛みの緩和を目的とした医療機器による治療法です。
適応:中枢神経障害による麻痺や痙縮、末梢神経障害による神経原性筋萎縮、廃用症候群による筋萎縮の予防

 

スーパーライザー

組織の奥まで届く近赤外線(~2.5μm)をスポット状に高出力で照射する光線治療器です。
血行促進、自律神経の安定化といった効果があります。
適応:炎症性疼痛、関節リウマチ、術後疼痛

 

インフラレッド

組織の表層に遠赤外線(3-1000μm)を照射する光線治療器です。温かさを感じることにより疼痛の軽減が得られる場合や治療対象が表層に近い場合に適応となります。
血行促進、自律神経の安定化といった効果があります。
適応:炎症性疼痛、関節リウマチ、術後疼痛

 

フローパック

空気圧で下腿を圧迫し、浮腫の改善を促します。
適応:浮腫、深部静脈血栓症の予防、静脈うっ滞性潰瘍

 

ローリングベッド

背部接触面に設置されたローラーにより全身の血行促進、筋緊張を改善させます。
適応:腰痛症、筋筋膜炎

 

頚椎牽引

首を牽引し、神経の通り道である椎間孔を広げたり、椎間板にかかる圧力を減らすことで痛みやしびれを緩和させます。
適応:変形性頚椎症、頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニア

 

腰椎牽引

腰を牽引し、椎間孔を広げたり、椎間板にかかる圧力を減らすことで痛みやしびれを緩和させます。
適応:変形性腰椎症、腰椎椎間板ヘルニア